本年3月はドイツハノーファーにてCEBITが開催され、IoTに関する各国の活発な活動が公開されております。
このような状況にある中、IAFではいち早くIoTの課題検討と対応を求めまずはKPIの活用と、ものづくり現場のクラウドサービスの開発に取り組んで参りました。
上位PLMにおけるサイバーと工場実プラントにおけるフィジカルをつなぐKPIの仕様検討におきましてはOPCをはじめPLCopen、FDT等の関連する国際標準規格団体と連携してオープンでセキュアな接続を検討して参りました。これにより、サイバーとフィジカルはMES内のKPIによって容易に同期が可能となり、生産最適化のみならず、品質、保守、サプライチェーンマネジメントなど飛躍的な利用展開が期待できます。
またIAFが開発したia-cloudは、インターネットに晒さない、VPNも使わない、Web端末型のプラットフォームとして、中小企業を中心に、DIY型の業務改善や製造業のサービス化への活用が期待されます。
そこで、これらに関する情報共有と認識確認を行う場としてIAFフォーラム2017を開催する次第です。
この分野における先導的な研究者や団体の方から最新情報とIAFの活動報告を行います。
お忙しいとは存じますが、皆様の参加をお待ちしております。
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