MOF2008,IA懇談会,情報連携フォーラム,標準化団体,製造業技術標準化,マニュファクチャリングオープンフォーラム,イベント 主催: I A懇談会
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ものづくりサミット MOF2008宣言
  我々日本のものづくりに関わる技術者は東京ビッグサイトで開催されたManufacturing Open Forum 2008 (MOF2008)の開催に合わせて「ものづくりサミット」を開催し、以下の二つの宣言に同意し、この宣言にそって行動していくこととした。

宣言
1。これからも、ものづくりで日本の経済を支えていく。
2。人類が抱える様々な問題(安心、安全、環境、貧困など)の解決に貢献できる技術および製品を提供していく。

行動指針
 この宣言を履行するために、以下の行動指針を定める。
1。ものづくりに関わるエンジニアの重要性を啓蒙するとともに、後継者の育成に努める。
2。ものづくりに関わる企業群ならびにエンジニアの間の意思疎通をはかる。
3。安心・安全に配慮した情報化、標準化を進め、市場の要望に直結した生産システムを構築する。

行動表
 上記の指針を実現するために以下の行動を進めていく。
1。標準化団体の情報交換の場であるIA懇談会を活用し、ユーザーや市場からの情報をとりこむ。
2。標準化団体の共同展示、共同発表の場であるMOFを発展させ、4回目のMOFを2010年に開催する。
3。MOF2008で公表した「異なる標準規格がつながる」という実践的なデモをベースに製造業における接続性確保の仕組みを拡大してゆくとともに、ISO TC184(「オートメーションシステムとインテグレーション」分野)などを活用して国際標準化も推進してゆく。

背景
ものづくりは文明であり、日本の根幹をなすものである。特に、明治維新以降は国際社会に門戸を開いたわが国の歩みを支えてきた。20世紀中盤以降に限っても、全てを失った第二次世界大戦からの復興、オイルショック、公害問題、ドルショック、貿易自由化などの激変をわが国は経験してきた。これらの難しい問題に対する最終的な回答はものづくりであった。たとえば、傾斜生産方式であり、省エネ技術であり、環境技術であり、コストダウン技術であり、グローバル生産技術である。
そして、現在、わが国は技術者無しでは毎日の生活も成り立たない状況にある。日本の貿易収支の黒字のほとんどはものづくりに負っている。日常生活でも、技術者が電気、ガス、水道、破棄、電話、放送、流通、交通、金融決済、電子商取引などのライフラインを支えている。このような認識の下、わが国は国をあげて技術立国を標榜している。つまり、日本の未来を支えるのはものづくりである。
 しかし、21世紀になって、このものづくりは激変の渦中にある。一つは少子化である。同時に、豊になった社会はものづくりへの尊敬を失いつつある。このため、ものづくりを支える技術者の数と質の確保を難しくしている。
さらに視野を世界に拡大すると、グローバル化の流れに乗った新興国の隆盛はエネルギーや素材の消費量の増大を招いている。それは先進諸国のエネルギーや資源の浪費と相まって、原材料費の高騰と地球環境の大幅な悪化を招いている。
技術が達成したグローバル化は人類の生活水準の向上という正の面だけでなく、水準の格差の拡大、地球環境の悪化などの負の側面も誘発している。この難しい課題を解決し、人類に安全、安心な生活を提供するのもものづくりの役割である。問題解決には世界の技術者の英知の結集が必須である。
 もっとも、わが国のように少子化に不安を感じる国がある一方、人口の増大が不安を投げかける国もある。世界は多様性に溢れ、個々に違っていることを認め合わなければならない。それは、ものづくりも同じである。素材を作る工程、加工する工程、組み立てる工程など複数の工程でものづくりは成り立っている。加えて、ものづくりに直接従事するものだけでなく、設備の維持・管理、流通、販売、調達、労務、財務など多数の異なる部署間の連携が不可欠である。さらに、企業間連携、国際連携、産学官連携など固有の特徴を認め合った上での連携が変化の激しい時代には必須である。
これまでの製造業は現場技術を大事にしてきた。しかし、国境を越えた生産活動を行っている現代の製造業では、人の理解を越えた複雑さでものづくりがなされている。これを急進した情報技術を使って効率的に連携させるとともに、人に分かりやすいように情報を整理することが必要である。すなわち、技術者が提供できる一つの解答は現場技術と情報技術の融合である。
 この融合には、グローバル化した生産システムにおける機器と機器、人と機器、人と人の密接な情報交換が不可欠である。このための標準化を進めなければならない。それもデバイスレベル、機器レベル、制御レベル、情報レベル、人レベル、企業レベル、グローバルレベルと階層に応じて、作業内容に応じて多様な標準規格が存在する。これらの間の相互接続性を確保していくことがものづくりの発展には必須である。もちろん、その生産システムが時代の変化に合わせて成長し、新陳代謝を行っていくためには標準規格でさえ、成長し、継続性を持つものでなければならない。
 このような観点から2001年にIA懇談会を設置し、多数の標準化団体間の情報交換を始めた。IA懇談会をベースに2004年(三田NNホール)、2006年(パシフィコ横浜国際会議場)、そして2008年のMOF2008(東京ビッグサイト)と三回のオープンフォーラムを実施してきた。その間に、異なる規格を接続するデモを成長させてきた。MOF2008ではスープ工場、カフェオレ工場、安全システムと三つのデモを展示できるところまで成熟した。このデモの接続仕様書をベースに、新しい時代の接続性を広めるとともに、国際標準化を進めて行きたい。
 この安全性も考慮した「違いを認めた上での連携」の仕組みと国際標準化は技術者に新たなパワーを提供することになる。このパワーを活用して、21世紀の社会に架せられた様々な問題解決のためのものづくりという技術者の役割を果たさなければならない。そこで、わが国や世界を支える明日のものづくりを継続的なものにしていくために、MOF2008宣言を採択した。この宣言に沿って行動し、技術者以外の方々のご理解とご支援も受けながら、良い明日を作っていきたい。同時に、技術者としての尊敬を勝ち得たい。



ものづくりサミット

ものづくりサミット宣言のプレス発表
 

 

 

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