産学官サミット |
開催日 |
2010年11月19日(金) 10:30〜13:30 |
場所 |
東京ビックサイト(東京国際展示場) 東4ホール |
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[産学官サミットの配布資料(PDF)はこちら] |
経緯 |
2008年に開催したMOF2008のサミットで、石油・化学プラントや半導体や自動車や電機やその他の業界のユーザーが、標準化団体に求めるニーズを発表しました。それらのユーザーニーズを整理して、次の四つの要求項目にまとめました。
@上位ITシステムと各Industry Ethernetとのイントラネット接続
A情報連携による異機種Industry Ethernetをまたがる制御
B統一的なコンフィギュレーション環境、ネットワーク接続
C利便性を確保したサイバーセキュリティ対応
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内容 |
MOF2010の産学官サミットでは、経済産業省から国の取組み方向の説明がなされ、続いて、四つのユーザー要望に対して、各標準化団体からそのソリューションが説明され、議論されました。
[経済産業省の挨拶要旨]
- 日本のものづくりは最高水準の技術力を持ちながら、国際競争力が十分発揮できていない。
- 国際競争力には、単に技術力だけでなく、ビジネスモデルや国際標準化において革新性、戦略性に優れた総合的な知的財産マネジメントが必要となってきている。
- そのためには欧米や新興国を巻き込んだ戦略的な展開が不可欠となっている。
- 政府は成長目標の達成を目指して5月に「知的財産戦略推進計画2010」を策定した。これには産学官が連携し、オールジャパン体制で取り組むことが必要だ。
- また、9月には「新成長戦略実現に向けた3段構えの経済対策」を決定した。
- 更に「国内投資促進円卓会議」においては、新たな雇用につながるような内外企業に国内投資を促すための方針を検討している。
- 本フォーラムにおいて、活発な意見交換を通し、有効な知見を得られることを期待します。
[まとめの挨拶要旨(新誠一運営委員長)]
- 今日の議論を踏まえて、IAFはそれに答える形で活動をしていきたい。
- 制御セキュリティの分科会を立ち上げる。クラウドに関する分科会についても、ISO/TC184におけるKPI標準化との連携を進める形で検討していきたい。
- また、標準化団体との交流を一層深めて、ユーザ意見による良い標準を作っていきたい。
サミットのプログラム及び各標準化団体の発表原稿は下表のPDFを参照してください。
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産学官サミット 発表者 |
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IAF 運営委員長
新 誠一 教授 |
MSTC 専務理事
瀬戸屋英雄氏 |
経産省 産業機械課
藤原清司氏(博士) |
IAF 運営委員会幹事
村上正志氏 |
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OPC
小西信彰氏 |
PLCopen
Mr. Eelco van der Wal |
FOUNDATION Fieldbus
笹島 久氏 |
Hart
Mr. Ed T. Ladd,Jr |
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PROFIBUS
元吉伸一氏 |
ODVA
松隈隆志氏 |
CC-Link
楠 和浩氏 |
EtherCAT
米田尚登氏 |
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MECATROLINK
田中 毅氏 |
SERCOS
Mr. Peter Lutz |
CAN
Mr. Holger Zeltwanger |
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【産学官サミット プログラム 2010/11/19】 (敬称略) [同時通訳有り]
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