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自主調査研究【2021(令和3)年度】

■概要
ロボット、AI、IoT、IT/ものづくりの融合等、ものづくり領域での現状課題の解決策の導入・加速とともに、将来に向けてのイノベーション創出につながる調査研究を行う。
テーマ選定にあたっては技術ロードマップの観点にとどまらず、ムーンショット発想での課題の発見・創出に取り組むこととし、キーとなる要素技術ないしモジュール技術のレベルから、システムレベルの技術までを俯瞰する。
 
■ゴール
Xづくり研究会を推進母体として、諸団体との連携活動やMSTC独自の自主調査を継続的に行いながら、新しいものづくりや先進的な製造システムなどのテーマを産学官連携で推進する。
 
■2021年度成果
1.メガ労働生産性システム
1)合業実現に必要な研究開発要素の明確化
幅広く合業の事例(農業含む)を収集し、合業の位置づけを明確にした上で、人間行動駆動と動作リテラシーを深く議論した。人間とロボットの意思疎通が最重要で、反射的な応答+センサーフィードバックによる制御が必要なこと等を明確化した。
 
2)日本ロボット学会の研究専門委員会活動
第39回日本ロボット学会学術講演会でのオープンフォーラム「合業‐ロボットと人間が助け合う未来の生産システムを目指して(第二回)」を開催した。参加者は関係者を含め62名。
 
2.ロボット性能評価工学研究会の創設
2022年度に(一財)機械システム振興協会から「ロボットのミッション型性能評価プロセスの仕組み化に関する戦略策定事業」を受託した。
  
自主調査研究(Xづくり研究会)_2021年度成果.pdf