お知らせ
FAオープン推進協議会(FAOP)では、2021年度新設した4つの研究会を基に、
下記専門委員会と3研究会の活動をしてまいりました。
2023年度は、以下のように活動を推進することとし、【2】~【4】の研究会について、
多くの企業、団体、個人の皆様へご参加頂きたく、随時募集いたします。
今年度の活動は、リモート会議に加え、対面やハイブリッド形式でも実施していく予定です。
★募集する専門委員会・研究会の詳細につきましては、下記Webページをご参照ください。
https://www.mstc.or.jp/faop/committee/study.php
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【1】 製造業DX化ビジョン専門委員会(SMDX専門委員会)
★本専門委員会は、2023年6月に委員長がご退任されたため、新たに委員長が決定した後、
活動を再開します。委員長としてのご参加にご興味をお持ちの方は、下記事務局まで
ご一報いただければ幸いです。別途、ご説明させていただきます。
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【2】生産システム連携手法研究会(MESX研究会)
本研究会ではiHClの実証実験及び普及活動を行うと共に、MSTCで行われる
JIS B3951関連のISO国際標準化支援を行う。
<勉強会>
・2022年度に引き続き関連する技術の勉強会を計画(活用検討)
<実証実験案>
・実践的な実証実験の立案を行う(前回の実証実験のユースケース拡大)
・実証実験を実施。普及促進の為に実験資料の公開等を行う。
<国際標準化支援>
・経産省2023年度国際標準化テーマとして採択された活動※を技術的に支援
※ISO/TC 184(オートメーションシステム及びインテグレーション)
SC 5(アーキテクチャ、通信とフレームワーク)/WG 4(FAソフトウェア環境)
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【3】FAセキュリティモデル研究会
〇概要:FAシステムのセキュリティ強化を実施するためのFAセキュリティモデルに
関する調査を実施していく.現在の「セキュリティモデル」の意味は,セキュリティ
シナリオ,運用シナリオ,検証シナリオ,シミュレータ上で稼働するモデル,などを
包含する幅広いものである.今後の活動を通してより洗練していくものである.
〇実施日程:1ヶ月~2ヶ月に1回の頻度で研究会を実施する.委員から議題持ち寄りや
勉強会トピックの提供を前提とする.
〇調査項目:FAシステムのセキュリティ検討項目や手順を整理するための簡易システム
モデルを調査する.
1.脆弱性情報と制御システムの運用が紐付くセキュリティモデルの検討
・セキュリティを検討する上で,各社の利益相反が発生しない,最小単位のFAシステム
構成などを検討する
2.FA制御系における遠隔制御のモデル化
3.FA制御系へのソフトウェアPLCやOSS(LinuxやRoS)導入による変化をモデル化
4.その他
・米国・欧州のセキュリティ動向
・制御ソフトウェア系のセキュリティ動向
・シミュレータの動向調査
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【4】自律的生産スケジューリング研究会
前年度までの活動に引き続き,以下の項目について検討する.
(1)前年度に検討した対象モデル・問題を構築し,議論するための環境の整備
(2)構築した環境において,自律的スケジューリングによる影響評価の実施
●自律的にスケジュール変更するタイミングの検討
・加工機械における遅延発生時 ・加工機械の故障時
●スケジュール変更方法の検討
・遅延・故障が発生した機械のみ変更 ・影響のある機械も含めて変更
●(初期)スケジューリングに用いる最適化手法の検討・導入
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記
■応募方法:参加申込書に必要事項を記載し、参加したい研究会名(複数申込可)と
応募理由を記載の上、下記、FAオープン推進協議会 事務局迄、メールまたはFAXでご連絡ください。
■参加資格:FAオープン推進協議会 会員(一般会員・情報会員・学術会員)
参加費は無料です。
※FAオープン推進協議会へのご入会につきましては、入会案内(http://www.mstc.or.jp/faop/entry/)
をご参照ください。
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(お問合せ先)
FAオープン推進協議会 事務局:中野 博行
〒105-0004東京都港区新橋3-4-10 新橋企画ビル4階 (一般財団法人製造科学技術センター内)
メール: faop-scrtrt@mstc.or.jp 電話:03-3500-4891 FAX:03-3500-4895