Development

自主調査研究

事業目的

Xづくり研究会を推進母体として、諸団体との連携活動や(一財)製造科学技術センター(MSTC)独自の自主調査を継続的に行いながら、新しいものづくりの調査研究活動を推進しています。

概要

広報活動(ワークショップ等)により、広くユーザーから意見を求め、規格化・標準化活動などへ繋げます。また、事業成果を福島ロボットテストフィールド計画へ反映します。

  1. 1)Xづくり研究会活動推進
    賛助会員の連携による①製造科学技術バズワード活用研究会、②メガ労働生産性システム研究会、③先進製造科学研究会、④MTM(Metallo-Thermo-Mechanics)研究会、4つの「Xづくり研究会」の活動を推進しています。
  2. 2)関係する諸団体との連携
    諸団体等の活動に参加し、活動支援、新技術情報収集を行い、当財団の調査研究に反映します。
    ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)は、各WGの情報を収集します。
    インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ(IVI)は、教育活動の支援を実施します。
    産業競争力懇談会(COCN)災害対応ロボット推進連絡会は、福島テストフィールドを支援します。
  3. 3)新規事業提案
    活動の成果を元に、新規事業立ち上げを目論んで研究機関等のテーマ公募等に対する提案等を実施します。
(一財)製造科学技術センター自主調査活動

事業成果

自主調査研究【2022(令和4)年度】

■概要
ロボット、AI、IoT、IT/ものづくりの融合等、ものづくり領域での現状課題の解決策の導入・加速とともに、将来に向けてのイノベーション創出につながる調査研究を行う。
テーマ選定にあたっては技術ロードマップの観点にとどまらず、ムーンショット発想での課題の発見・創出に取り組むこととし、キーとなる要素技術ないしモジュール技術のレベルから、システムレベルの技術までを俯瞰する。

■ゴール

Xづくり研究会を推進母体として、諸団体との連携活動やMSTC独自の自主調査を継続的に行いながら、新しいものづくりや先進的な製造システムなどのテーマを産学官連携で推進する。

■2022年度成果

1)第40回RSJ学術講演会OS実施。セッション参加者60名程度と盛況。
2)IEEE/SII2023 Workshop on "ANSHIN & Safety for Cooperative Robot"(2023/1/18@アトランタ)に9名が参加。
3)NEDOから2023年度先導研究への応募の打診あり、提案内容調整のうえで応募実施。
4)RSJ「合業」研究専門委員会HP作成し、公開。
5)第6期活動完了し、11月から第7期活動開始。

自主調査研究 (Xづくり研究会) 2022年度成果.pdf

自主調査研究【2021(令和3)年度】

■概要
ロボット、AI、IoT、IT/ものづくりの融合等、ものづくり領域での現状課題の解決策の導入・加速とともに、将来に向けてのイノベーション創出につながる調査研究を行う。
テーマ選定にあたっては技術ロードマップの観点にとどまらず、ムーンショット発想での課題の発見・創出に取り組むこととし、キーとなる要素技術ないしモジュール技術のレベルから、システムレベルの技術までを俯瞰する。
 
■ゴール
Xづくり研究会を推進母体として、諸団体との連携活動やMSTC独自の自主調査を継続的に行いながら、新しいものづくりや先進的な製造システムなどのテーマを産学官連携で推進する。
 
■2021年度成果
1.メガ労働生産性システム
1)合業実現に必要な研究開発要素の明確化
幅広く合業の事例(農業含む)を収集し、合業の位置づけを明確にした上で、人間行動駆動と動作リテラシーを深く議論した。人間とロボットの意思疎通が最重要で、反射的な応答+センサーフィードバックによる制御が必要なこと等を明確化した。
 
2)日本ロボット学会の研究専門委員会活動
第39回日本ロボット学会学術講演会でのオープンフォーラム「合業‐ロボットと人間が助け合う未来の生産システムを目指して(第二回)」を開催した。参加者は関係者を含め62名。
 
2.ロボット性能評価工学研究会の創設
2022年度に(一財)機械システム振興協会から「ロボットのミッション型性能評価プロセスの仕組み化に関する戦略策定事業」を受託した。
  
自主調査研究(Xづくり研究会)_2021年度成果.pdf

自主調査研究【2020(令和2)年度】

■概要 
ロボット、AI、IoT、IT/ものづくりの融合等、ものづくり領域での現状課題の解決策の導入・加速とともに、将来に向けてのイノベーション創出につながる調査研究を行う。
テーマ選定にあたっては技術ロードマップの観点にとどまらず、ムーンショット発想での課題の発見・創出に取り組むこととし、キーとなる要素技術ないしモジュール技術のレベルから、システムレベルの技術までを俯瞰する。

■ゴール
Xづくり研究会を推進母体として、諸団体との連携活動やMSTC独自の自主調査を継続的に行いながら、新しいものづくりや先進的な製造システムなどのテーマを産学官連携で推進する。

■2020年成果
1)「合業」の深堀りにより、「人間行動駆動」、「動作リテラシー」という考え方を導入
1-1)実現手段
 ・人間とロボットそれそれの得意技の「合わせ技」による新しい能力の発揮
 ・人間とロボット相互干渉の積極的利用
 ・人間の動きによるロボットの動作決定
1-2)動作リテラシー
 ・ロボットは人間と同じ動作・作業ができる。
1-3)人間行動管王
 ・人間の動きがロボットの動作を決定する。

2)(一財)機械システム振興協会『イノベーション戦略策定事業』の委託費を申請し、2021年度事業として採択決定

3)RSJ活動は2020年度の活動報告を提出し受理され、1月から2021年度(2年目)開始

自主調査研究 2020年度成果.pdf

自主調査研究【2019(令和元)年度】

■概要
AI、IoT、IT/ものづくりの融合等、ものづくり領域での現状課題の解決策の導入・加速とともに、将来に向けてのイノベーション創出につながる調査研究を行う。
テーマ選定にあたっては技術ロードマップの観点にとどまらず、ムーンショット発想での課題の発見・創出に取り組むこととし、キーとなる要素技術ないしモジュール技術のレベルから、システムレベルの技術までを俯瞰する。

■ゴール
Xづくり研究会を推進母体として、諸団体との連携活動やMSTC独自の自主調査を継続的に行いながら、新しいものづくりや先進的な製造システムなどのテーマを産学官連携で推進する。

■2019年度成果
1)メガ労働生産性システム研究会は第3期を完了、11月から第4期を開始
2)ロボット学会においてオープンフォーラムにて発表および研究専門委員会設置
3)先進製造科学研究会は「閃き」に関する研究に特化して活動を展開、予算獲得を検討中
4)MTM研究会は継続して熱処理に関する最新情報の共有を実施

自主調査研究 2019年度成果.pdf

自主調査研究【2018(平成30)年度】

■概要
・Xづくり研究会のうち、総論型(製造科学技術バズワード活用研究会)、各論型(メガ労働生産性システム研究会)は第2期成果報告会を開催する。また、新規テーマを創出し、推進候補を選定する。
・ロボット革命イニシアティブ協議会 (RRI)、産業競争力懇談会(COCN)等の団体活動には継続参加・寄与する。
・外部資金の獲得に向けて情報を収集し、テーマ公募等に対する提案活動を推進する。

■2018年度成果
1.Xづくり研究会
1-1.第2回成果報告会(2/21@機械振興会館を開催(産学連携の機会提供)
 ①製造科学技術バズワード活用研究会の活動最終報告
 ②メガ労働生産性システム研究会の第2期活動報告、
 ③新規調査研究テーマ(a:拡張人間、b:ポストディープラーニング)紹介を実施した。
1-2.製造科学技術バズワード活用研究会(第2期活動で終了)
 バズワード発のR&Dプロジェクト検討方法を提案し、最終報告書(H30/を作成した。本成果の定着に期待する。
1-3.メガ労働生産性システム研究会(第3期活動に継続)
 「超ロボットと超人による合業の研究開発」を検討、平成31年度NEDO先導研究テーマに提案(H30/11/30)した。
1-4.新規テーマ(新たな研究会の創設)
 7テーマからa:拡張人間の実現、b:ポストディープラーニング(ティーチングレスの実現)に絞り込み、企業会員に参加した。
2.第3回システムに関する勉強会を開催(7/19@機械振興会館)
 前半はシステム思考ガイドブック紹介、後半は「視点を広げ、多くの視点を持って考えること」の意見交換を行った。
3.商標登録完了(H30/11/27)
 上記の活動で創出した以下の技術用語の商標登録が完了した(賛助会員は無料で使用可能)。
 【登録商標】
  1)Xづくり(商願 2018 021169)、2)10マス・キャンバス(商願 2018 021170)
  3)メガ労働生産性(商願 2018 021171)、4)マシン(商願 2018 021172)

自主調査研究 2018年度成果.pdf

自主調査研究【2017(平成29)年度】

■事業計画
・Xづくり研究会のうち、総論型(製造科学技術バズワード活用研究会)、各論型(メガ労働生産性システム研究会)は第1期活動が完了し、第2期活動を開始する。また、第1期成果報告会を開催する。
・ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)、産業競争力懇談会(COCN)等の団体活動には継続参加・寄与する。
・外部資金の獲得に向けて情報を収集し、テーマ公募等に対する提案活動を推進する。

■2017年度成果
1)Xづくり研究会
 ・第1回「Xづくり研究会」成果報告会(1/31)を開催し、産学連携の機会を提供した。
 ・バズワード解析手法(10マス・キャンバスマッピング)を開発し、中間報告書に作成した。
 ・現在支援型の「先進製造科学研究会」は各論型への移行を目指し、全体計画、ロードマップ等を検討中である。
 ・調査研究では学術だけでなく、産業界の将来に共通した課題に焦点したテーマで産学連携を推進中である。
2)産学連携の推進
 ・新規学術会員の登録を推進し、14名が新規に入会された。
3)システムに関する勉強会
 ・「何故、今、システムなのか?」「新たなシステムの視点で、何にどう取り組むべきか?」について議論する場を提供するため、システムに関する勉強会を2回開催した。各回とも30名以上の参加があり、第3回も計画中である。
4)外部資金の獲得
 ・官庁、NEDO等の公募に、MSTCの知見や経験を活かした調査企画等を行い提案した。
 [結果]東京都立産業技術研究センター「平成29年度中小企業のIoT化支援事業」のうち、"ものづくり設備の見える化IoTサービルの開発"が採択された。

自主調査研究 2017年度 成果.pdf