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概要

MSTCは、ロボット、ファクトリー・オートメーション(FA)及びその他製造科学技術に関する基盤技術の研究開発並びに国際共同研究の推進等を図ることにより、ロボット、FA及びその他製造科学技術の発展並びに国際的なロボット、FA技術及びその他製造科学技術のフロンティアの拡大に貢献し、ひいては我が国及び国際経済社会の発展に寄与することを目的に活動を行っています。

2020年度 事業計画

2019年は海外経済の減速等を背景に外需が弱いものの、雇用・所得環境の改善等により、内需を中心に緩やかに回復している。2020年度は個人消費や設備投資といった国内需要が日本経済をけん引すると期待されているが、まだまだ視界不良が続く中、こうした状況から脱するには、生産性向上を通じて潜在成長率を高めていくことが考えられている。この様な状況下において、付加価値創造の源泉である製造業に対する期待は引き続き大きいものがある。

第四次産業革命による産業構造の変化の流れのなかに、AI、IoT、ロボット等の技術進展、ITとものづくりの一層の融合、データによる付加価値増大など様々な成長機会が製造業を取り巻いており、これらの加速とともに、多様な領域での人材の育成、現場力の維持・向上、イノベーションを継続させる仕組みの創出などが求められている。当財団は、このように進化と変革が続くものづくり等の分野において、今日の課題解決と将来のビジョン創出に向けての事業を推進してゆく。

当財団の事業は、政府資金等を財源とする委託調査研究事業、民間資金及び当財団自主活動による調査研究関連事業、及び民間資金を中心とした標準化関連事業の3つの事業領域がある。なお標準化に関しては製品に関するデジタルデータの流通・活用や、製造ラインにおける省エネ・効率化のためのデジタル検証などを実施し、またスマートマニュファクチャリングなどの産業オートメーションに関するISO TC184の国内審議団体として委託調査研究事業及び標準化関連事業の領域で取り組んでいる。

2020年度は、これら各領域での事業を継続、発展させ、委託調査研究事業の機会拡大による運営基盤の安定を目指すこと、各領域での事業の連携により事業推進の効率化と成果の拡大・普及を図ること、特に「ものづくり」では、人(「ヒト」)とロボットの革新的な協力形態の実現により、複雑な産業機械製品の新たな生産手法の確立を図る自主調査研究活動を充実させることなどに努め、これら事業成果の情報発信の強化と併せて、財団活動の活性化に努める。