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概要

MSTCは、ロボット、ファクトリー・オートメーション(FA)及びその他製造科学技術に関する基盤技術の研究開発並びに国際共同研究の推進等を図ることにより、ロボット、FA及びその他製造科学技術の発展並びに国際的なロボット、FA技術及びその他製造科学技術のフロンティアの拡大に貢献し、ひいては我が国及び国際経済社会の発展に寄与することを目的に活動を行っています。

2019年度 事業計画

2018年度の我が国経済は、引き続き緩やかな景気拡大の中にあるとされてきたところ、2019年度は海外の通商問題、国際的な経済環境の鈍化等の懸念に加え、国内では10月に消費税率の引上げが予定されているが、内需を中心にした設備投資の増加等により、鉱工業生産の増加基調が期待されている。この様な状況下において、付加価値創造の源泉である製造業に対する期待は引き続き大きいものがある。

第四次産業革命による産業構造の変化の流れのなかに、AI、IoT、ロボット等の技術進展、ITとものづくりの一層の融合、データによる付加価値増大など様々な成長機会が製造業を取り巻いており、これらの加速とともに、多様な領域での人材の育成、現場力の維持・向上、イノベーションを継続させる仕組みの創出等が求められている。当財団は、このように進化と変革が続くものづくり等の分野において、今日の課題解決と将来のビジョン創出に向けての事業を推進してゆく。

当財団の事業は、政府資金等を財源とする委託調査研究事業、民間資金及び当財団自主活動による調査研究関連事業、及び民間資金を中心とした標準化関連事業の3つの事業領域がある。なお標準化に関しては、スマートマニュファクチャリングなどの産業オートメーションに関するISO TC184の国内審議団体として委託調査研究事業及び標準化関連事業の領域で取り組んでいる。

2019年度は、これら各領域での事業を継続、発展させ、委託調査研究事業の機会拡大による運営基盤の安定を目指すこと、各領域での事業の連携により事業推進の効率化と成果の拡大・普及を図ること、「ものづくり、ことづくり、ひとづくり等々を広くとらえたXづくり」の視点での自主調査研究活動を充実させること等に努め、これら事業成果の情報発信の強化と併せて、財団活動の活性化に努める。