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異分野技術シーズ調査【2022(令和4)年度】

■概要
経済産業省「ロボットによる社会変革推進計画(2019年7月)」において、産業用ロボット分野は①基礎応用研究について産業界が協調しつつアカデミアと連携して取り組むこと、②これまで産業用ロボット分野と関わりの少なかった研究者の視座や知見を取り入れることが重要視されている。
2020年度は経済産業省主催「技術勉強会」に参画、2021年度はNEDO受託事業「産業用ロボット関連技術の標準化等に係る調査」の一環で「学術研究会」を実施した。2022年度はROBOCIPからの受託事業で、『異分野技術シーズ意見交換会』を開催する。
 
■ゴール
新たな技術シーズ発掘や融合に向けた技術情報を収集し、ROBOCIPが推進している「革新的ロボット研究開発基盤構築事業」を支援する。

■2022年度成果
1)異分野技術シーズの調査
産業用ロボット分野において、革新的ロボット研究開発に寄与する可能性のある研究者を調査し、19名を抽出した。
2)異分野技術シーズ意見交換会の開催 
上記で調査結果から選抜した研究者5名に、現在行っている研究について講義いただき、新たな技術シーズ発掘や融合に向けた技術情報を収集した。
[講師候補とテーマ名]
a) 東京都立産業技術大学院大学 橋本学長『技能学習のDX化』
b) 沖縄科学技術大学院大学 谷教授『自由エネルギー原理で作動する認知脳ロボット』
c) 東北大学 橋本教授『半透明/金属光沢物体の形状計測とハンドリングのための3次元点群処理』
d) 東京大学 橋田教授『パーソナルデータの分散管理に基づく価値共創』
e) 芝浦工業大学 菅谷教授『情報系からのロボットとの接点』

異分野技術シーズ調査 2022年度成果.pdf