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各種ITツールの活用を保証するデータ基盤に関する国際標準化【2016(平成28)年度】

■概要
同一性検証規格のCD原案を作成し、CD投票を目指す。将来の標準化に向け、3D-CADデータを活用した成形品の自動測定検査プロセスの方式検討、メカ・電気・ソフト・光学・ソフト融合によるデジタル検証技術方式の検討を行う。また標準化された産業データの利用/活用を想定し、クラウドを活用した利用/活用環境を検討する。

■2016年度 成果
1) 産業データの同一性検証規格開発
・国際会議(5月札幌、10月米)にて規格審議
・WorkShop(5月東京)を主催し、海外のエキスパートを交え規格原案の骨子をレビューし、コンセンサスを獲得
・ISO 10303-62(Part 62)のWDレビューを実施CD投票完了(11/30-1/25)し、承認済み

2) 自動検査プロセス実現のためのデータ基盤標準化
・自動検査プロセスに関する仕様と検証実験内容を検討
・光学式非接触三次元測定システムを使用する標準 手順案を検証実験を通して有効性を確認

3)メカ・電気・光学・ソフト融合による新デジタル検証技術の標準化検討
・デジタル検証に関する要求仕様と検証実験の検討
・光学とソフト融合によるデジタル検証の技術調査を実施

4) 標準の利用/活用推進
・クラウドを活用した設計環境の実証実験へ向け、実施内容の検討およびその技術課題などの検討を実施

各種ITツールの活用を保証するデータ基盤に関する国際標準化 2016年度.pdf