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生産ソフトウェアの相互運用のための機能記述の実用化に関する国際標準化【2016~2018(平成28~平成30)年度_総括】

■概要
ISO 16300(Interoperability of capability units for manufacturing application solutions)のPart1のIS登録、Part2/Part4のDIS投票を目指す。
 Part1:生産アプリケーシンの機能要件と相互運用性基準
 Part2:機能ユニット記述テンプレートおよびカタログ仕様
 Part4:機能ユニットアセスメント

■2016~2018年度成果
1)ISO 16300シリーズ(製造アプリケーションソリューションのための機能ユニットの相互運用性)規格開発
1-1)Part1:Interoperability criteria of capability units per application requirements
 生産アプリケーションシステムの機能要件と相互運用性基準を表すための、機能要素と構成ルールを定義
1-2)Part2:Capability templates and software unit cataloguing
 生産アプリケーションシステムへの要求とその要求に合わせてシステムを構成することに関連するMSU(ManufacturingSoftware Unit)の相互運用性(interoperability)について、機能仕様の記述テンプレートとカタログ情報を規定
1-3)Part3:Verification and validation of interoperability among capability units
 MSUの相互運用性について、検証法と検証ツールに関して規定
1-4)Part4:Capability unit assessment for the manufacturing application
 生産アプリケーションシステムへの要求とその要求に合わせたシステム構成に関連するCapability unitのアセスメントについて規定

2)ISO TC184国内対策委員会運営
 スマートマニュファクチャリングに関する国際標準化の動きの共有と国際標準規格について審議を実施

■総括
ISO 16300 Part1およびPart3のIS発行が完了した。Part2はFIDS投票が完了し、2019年春、Part4についてはDIS投票が完了し、2019年秋に夫々ISが発行される見込みである。生産ソフトウェアの部品化と再利用のためのケイパビリティ・プロファイリングを規定し、生産ソフトウェア設計の一層の効率化が期待できる。

生産ソフトウェアの相互運用のための機能記述の実用化に関する国際標準化 2016~2018年度_総括.pdf