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動的製造装置モデルを利用した製造シナリオの
デジタル検証環境構築に関する国際標準化【2017~2019(平成29~令和元)年度_総括】


■概要
本事業では、製造ライン上の事前検討、計画実行などを支援する情報環境の構築に必要な国際標準を開発する。ISO 16400シリーズについて、Part1(全体概要)とPart2(装置モデルの形式的構造と構成規則)の原案を作成し、さらにPart3(動的製造装置モデルの使い方と提供サービス)の原案作成にも着手して国際標準化を進める。また、本国際標準の開発を日本が主導し、国内では本提案の実現性を確認するとともに、その普及手段についても検討する。

■ゴール

ISO 16400(仮想製造システムのための動的製造装置モデル)の各Partの国際標準を開発する。

■2017年度~2019年度成果(総括)

1)2017年度
 ・ISO 16400 Part1:NP投票結果の反映と、CD開発を実施。
 ・ISO 16400 Part2、Part3:NP提案に向けた準備を実施。
2)2018年度
 ・ISO 16400 Part1:CD開発を完了し、CD投票(2018/12/21-2019/2/14)が開始された。
 ・ISO 16400 Part2、Part3:NP投票(2018/9/27-12/20)が開始され、承認された。
3)2019年度
 ・ISO 16400 Part1:CD投票結果を反映した。DIS投票(2019/11/27-2020/2/19)が開始され、承認された。2021年3月発行。
 ・ISO 16400 Part2、Part3:CD開発を実施。Part2,Part3は、開発を加速する。
その他、規格開発に必要な実験・調査を実施した。

動的製造装置モデルを利用した製造シナリオのデジタル検証環境構築に関する国際標準化 2017~2019年度 総括.pdf