製造シナリオのデジタル検証環境構築のための動的製造装置モデルのカタログ化に関する国際標準化【2020(令和2)年度】

■概要
新国際標準ISO 16400「仮想製造システムのための動的製造装置モデル」はコンピュータ内に仮想製造ラインを構成し、製造ライン上の事前検討、計画実行などを支援する情報環境の構築に必要な国際標準を開発している。
本事業は、Part1（全体概要）、Part2（動的製造装置モデルの形式的構造と構成規則）およびPart3（動的製造装置モデルの使い方と提供サービス）の国際標準化に引き続き、Part4（仮想製造ライン構成に向けたユースケースとe-ライブラリ・サービス・インターフェース(仮題)）の国際標準規格開発を進める。
さらに国内においては試験研究を実施し、提案するフレームワークの試作を行ない、本提案の実現性を確認し、その普及手段についても検討する。

■ゴール
ISO 16400（仮想製造システムのための動的製造装置モデル）の各Partの国際標準を開発する。

■2020年度成果
ISO/TC184/SC5/WG13国内委員会を開催（計5回）し、規格開発計画の審議を実施した。
ISO 16400 Part1のISが（9/21）発行された。

製造シナリオのデジタル検証環境構築のための動的製造装置モデルのカタログ化に関する国際標準化 2020年度成果.pdf