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9月9日(金)に第40回日本ロボット学会学術講演会 オープンフォーラムOF2「ロボット性能評価工学 ‐ フィールドロボット性能評価プロセスの体系化を目指して」を開催しました。

第40回日本ロボット学会(RSJ)学術講演会において、MSTCは「ロボット性能評価工学 ‐ フィールドロボット性能評価プロセスの体系化を目指して」 と題したオープンフォーラム(OF)を開催いたします。
新たな学問領域である「ロボット性能評価工学」に関する取り組みを始めましたので、是非、皆さまからのご意見を賜りたいと思っております。
参加登録および費用は不要ですので、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

-記-

日時

2022年9月9日(金) 10時00分~12時00分

場所

東京大学 本郷キャンパス 工学部6号館62講義室 リアル開催のみ(オンライン配信はありません)

番号・セッション名

OF2「ロボット性能評価工学 ‐ フィールドロボット性能評価プロセスの体系化を目指して」

参加

事前登録、費用は不要です。

概要

現在、様々なフィールドロボットの研究開発や製品化が進められている中で、連続稼働時間や最大移動速度などの個別性能の評価が実施され一部のタスクは国際標準化されています。しかし現場で与えられた任務(ミッション)が達成可能かどうかを評価する総合的な評価(ミッション型性能評価)の手法が確立・普及しているとは言い難い状況です。これを踏まえ、現在職人技的な策定(暗黙知)になっている試験法策定の方法論を確立(形式知化)し、将来的な新学術領域「ロボット性能評価工学」の開拓を目指しています。
本OFでは、従来の経緯・課題、アカデミアによる「性能評価工学」へのビジョン、および過去~現在の取り組み等についての紹介を行います。

セッション内容

【司会】 川平浩司 (一般財団法人製造科学技術センター ロボット技術推進室 室長)
10:00-10:05 開会挨拶  阿部聡 (一般財団法人製造科学技術センター 専務理事)
10:05-10:25 ロボットの性能評価の重要性-災害対応分野に見る世界と日本の取組み  木村哲也 (長岡技術科学大学 教授)
10:25-10:45 ロボットの性能評価工学の開拓  佐藤徳孝 (名古屋工業大学 助教)
10:45-11:05 性能評価手順書作成への取り組み(2018年5月発行)  大西献 (三菱重工業(株) 技監/主幹技師)、佐藤均 (産業技術総合研究所)
11:05-11:25 福島ロボットテストフィールド試験用橋梁を用いたロボット性能評価人材育成講座(2018-2020年度)  中村啓太 (会津大学 准教授)
11:25-11:45 ロボットの性能評価とロボットコンペティション  大金一二 (新潟工科大学 准教授)
11:45-12:00 ロボット評価事例の紹介  三浦洋靖 (サンリツオートメイション(株) スペシャリスト)
12:00 閉会

問合せ先

一般財団法人製造科学技術センター(MSTC) 03-3500-4891
ロボット技術推進室 川平浩司 kawahira.koji@mstc.or.jp
ロボット技術推進室 吉田利夫 t.yoshida@mstc.or.jp
ロボット技術推進室 堀江和男 horie@mstc.or.jp
総務部 牛丸茂雄 ushimaru@mstc.or.jp

注)詳細は添付ファイルを参照下さい。

2022RSJ-オープンフォーラム_性能評価工学_案内状_20220818.pdf